Lesson8 2.名刺交換から案件獲得へ

ではまずは、名刺交換から案件獲得へ、
という部分を抑えていきましょう。

今まで扱ってきた内容は、
それぞれの具体的な行動部分のお話でした。

このレッスンでは、それよりも少し視野を広げて、
もう少し高い視点から俯瞰して、
全体的な部分を扱います。

名刺交換と交流会

ビジネスシーンの最初は名刺交換です。

交流会に参加しても、最初にやることは名刺交換です。

なので、名刺交換ができるようになることは、
この後全ての場面で役に立ちます。

これから実践の中級で扱う内容を進める前に
大事なポイントをお話ししていきます。

3つの指針

名刺交換と交流会に参加し、案件獲得を目指すにあたり、
3つの行動指針があります。

1.主たる目的を忘れない

名刺交換をする場面、交流会に参加した場面、
それぞれに共通することとして、
「その場の主たる目的」というものがあります。

そこの場にいる人が、
「何を求めているのか」ということです。

例えば、交流会であれば、
交流したい!と思っている方もいますし、
勉強したい!楽しみたい!
様々です。

その前提がなく、
「案件取りに来ましたー!」
というスタンスになった瞬間、
すぐバレますので、避けられる場合があります。

なので、自分自身の主たる目的は
「案件獲得」だとしても、
参加している時の自分の姿は、
主たる目的の場に合わせた姿で
なければいけません。

2.まずは面談へ来てもらうことを大事にする

名刺交換から案件獲得を目指すと、
いきなり案件に結びつくことも確かにあります。

ただ、これはただのラッキーです。

基本的に目指していくのは、
「面談へ繋げること」になるので、
そこを大前提の目的にしてあげると良いでしょう。

3.選別を大事にする

多くの人が参加する場面では、
ターゲットとならない人も多くいるケースがあります。

そういった場合に、
選別をする、というマインドがとても重要です。

時間には必ず限りがあるので、
そういった方に多くの時間を割かないよう、
少しシビアに見ていくようにしましょう。

案件獲得するための3つの行動

続いて、案件を獲得するための3つの行動をご紹介します。

この3つの行動は、名刺交換や交流会で、根底に持っていてほしいものです。

1.その場で取れるなら話を進めてしまう

人には熱量があります。
この熱量はすぐに冷めていきやすいもの。

なので、熱量が高いうちに話せるだけ話してしまいましょう。
というものです。

先ほどの面談を目的とすることと
少し矛盾を感じる方もいるかもしれません。

確かにその通りですが、
こちらは、ラッキーなケースでの対応だと考えてください。

もし依頼したい、とその場で言われたならば、
概算のお見積りをお伝えしたり、
連絡先交換を行い、
具体的なヒアリング日時を決めてしまいましょう。

2.ノリと勢いを阻害しない

すんごい抽象的な内容ですが、
先ほどの熱量と同じように、
その場には「ノリ」と「勢い」があります。

これは想像できる方も多いかと思います。

その「ノリ」と「勢い」を自分の発言で阻害してはいけません。

空気の読める人になりましょう。
ということですね。

お酒なども入りやすい場面なので、
失礼のないように、
話の内容ではなく、意図に注意をむけ、
不必要な発言をしないようにしましょう。

必要な話を必要な時にできる人を目指しましょう。

3.ビビらず堂々と渡り合う

初めての時や、すごい人が多いなと思うとき、
ビビってしまいますよね。

ビビってしまうこと自体は仕方ないと思います。

ですが、それで終わってしまっては何も産みません。

いざ話す番が来た時は堂々と渡り合ってください。

忘れてはいけないこと

名刺交換や交流会の場面などで、
忘れてはいけないことがあります。

今すぐつながらないこともある

交流会に参加したとしても、
100%案件獲得に結びつくか、
と言われると、そうではありません。

特に、初めての交流会でいきなり案件獲得!
なんていうことはまずないと思っても良いです。

ではなぜ参加するのか、
それは「種まきもできるから」です。

案件獲得に結びつかないときは、
種まきだ、という意識に切り替えていくと、
また違った視点からその場を過ごすことも可能です。

同業他社とも交流を

ぜひ同業他社さんとも交流を持ってください。

業務委託につながる場合もあり得ますし、
リソース不足を補える場合もあります。
情報交換できると、勉強にもなります。

平原は同業他社さんからの依頼があります。
逆に自分では難しいことは依頼もできます。

これも同業他社との横のつながりがあるからです。

飲みすぎない

交流会だと多くの場面でお酒が提供されます。

飲みすぎないでください。

飲みたいなら別な場所を選ぶべきです。

目的を忘れて自分をコントロールできないのは、
プロではありません。

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