Lesson6 4.名刺交換の5つのポイント

ではいよいよ名刺交換。となったときに
どのようにするのか、を考えていきましょう。

名刺交換には守るべき5つのポイントがあります。

名刺交換の5つのポイント

1 その場に見合った服装をする

まずは見た目の部分で、服装です。

名刺交換をする場面は様々あると思いますが、
その場面に合わせた服装をしましょう。

特に男性は服装がダサくなりがちです。
平原もすごく気を遣っていますが、
でもダサいかも、、と思う瞬間がよくあります。

異業種交流会やセミナーなら、
少しかっちりとしたジャケットスタイルや、
年配の方であれば、そこに襟付きのシャツを着る。
といった、TPOを意識した服装を心がけましょう。

飲み屋さんなどでは逆にかっちりしすぎると
雰囲気が固くなってしまいますが、
会社の帰りなどだとスーツのこともあると思いますので、
そこは仕方ない部分もあります。

女性の方は、おしゃれさんなのであまり心配はないですが、
ド派手なドレスなどは合わないこともあるので気をつけましょう。

もし、本当に自信がなければ
ファッションコンサルをつけることができると
服装のダサさを減らしていくことができます。

2 普通の名刺を交換する

たまにいらっしゃいますが、

  • 華美すぎて何が書いてあるのかわからない
  • 2つ折りでめちゃくちゃ売り込み感の強い

このような名刺は避けましょう。

シンプルなもので十分なので、
しっかりと必要な情報を記載し、
名刺にしましょう。

もし、名刺がない方がいらっしゃいましたら
このタイミングでとりあえずでも良いので作成しましょう。

■おすすめの名刺作成サービス

ラクスル
https://raksul.com/

豊富なテンプレートから作成可能です。

また、名刺交換の作法はしっかり抑えましょう。
最初の入り口でマイナスイメージを抱かれることは
非常にもったいないです。

片手で渡すなどは言語道断です。
(これ実例です)

社会人としてのご経験が長い方は心配ないかもしれませんが
ここで再度確認してみましょう。

https://meetsmore.com/product-services/business-card-management/media/93510

3 相手の話を聞く

人は自分の話を聞いてくれる人が大好きです。

つまり、自分の話はせず、
相手の話をしっかり聞くことが大事になります。

話をしっかり聞くことは、
オンラインではできない部分になり、
オフラインだからこそできることです。

そのため、非常に大事な部分になります。

相手の話を聞くために行うのが質問です。

ここで聞くべき4つの質問をご紹介します。

  • どんなビジネスをしているのか?
  • どのくらいの期間やっているのか?
  • ターゲットはどんな人なのか?
  • どうやって集客しているのか?

この4つの質問をすると、
きっと羨ましく思うような素晴らしい回答をいただけるでしょう。

人の性質として「よく見せたい」というものが働くからです。

ここはみなさんもご経験があるのではないでしょうか?

ここまで来たら、「トドメ」を刺しにいきます。
「そんなに上手く行っていたらいいですね!」
「お悩みなんてなさそうですね?」
この瞬間、相手の口から不安や悩みが出てきます。

そして、この不安や悩みは徹底的に聞きましょう。
アドバイスは不要です。

深いところまで勝手に語ってくれるので、
勝手に相手は気持ちよくなってくれます。

話を聞くという部分のゴールはここになります。

その上で、自分の見込み客になりうる人なのか。を
先ほど決めたターゲット像に重ねていきます。

4 自己紹介シートを渡す

先ほどの話の切れ目を待って、自分のターンです。
ここまで待てると、相手は落ち着いて話を聞いてくれます。
聞く体制になるまで待ちましょう。というのが、
3の話を聞くになります。

ここでは相手の話に合わせて端的に自分を伝えます。

自分のビジネスを端的に伝える一言を用意しましょう。

基本的にはビジネスが伝わればOKです。

相手の方がターゲットである場合や、
お悩みが自分のサービスとマッチしている場合は、
「今お伺いしたお悩み、もしかするとピッタリかもしれないです」
とお伝えしてみましょう。

その後まだ時間があるようならば、
「いやー、この話を始めちゃうと止まらなくなるんで…笑」
と冗談を交えつつ、
「もし興味あれば無料で個別面談もしていますが、いかがですか?」
「もし興味あれば無料で個別面談もしているので、これどうぞ。」
と、相手の出方に合わせつつ、
面談へ誘導してあげ、自己紹介シートをお渡しします。

もし、時間がないようであれば、
「あ、もうお時間ですね。」と一旦立ち去ろうとします。
その際に、
「あ、そうそう、こういうの用意しているのでよかったらどうぞ。」
と、自己紹介シートをお渡しします。

この自己紹介シートの内容は次の章で扱います。

上級編にはなりますが、端的に伝える際に
相手に合わせて少し変えた文章にできるとさらに効果があります。

平原の場合は、
「サイト制作を中心に、WEBを上手に活用するお手伝いをさせていただいております。」
的な内容が骨格になります。

相手が飲食店を経営されている方であれば、
「サイト制作を中心に、エリアビジネスをされている方へWEBを上手に活用するお手伝いをさせていただいております。」
という感じで、飲食店→エリアビジネスと言い換え、
抽象度を上げるような形をとり、いやらしさをなくしつつ、
「あなたも対象ですよ。」と伝わる内容に変える。
というイメージです。

5 お礼の連絡をする

連絡先の交換をあえてしなくても、
名刺にはメールアドレスが記載されていると思いますので、
名刺交換後にお礼の連絡をしましょう。

もし、話が盛り上がって、
SNS等を交換したのであれば、
そちらでももちろんOKです。

理想はその日のうちに送ること。ですが、
難しい場合は必ず翌日中に連絡をしましょう。

このメールのポイントは、
「親しみを込めたものにする」
ということです。

内容の中に、その時話した内容をを入れ、
特に〜と内容を続けることで、「親しみを込めたもの」
を作ることができます。

思い出せなくても無理矢理にでもこのテンプレートに乗せましょう。

お礼メールのテンプレートも用意していますので、
コピーして取り込んでください。

メールのテンプレートはこちら>>

強烈な差別化を図る第一歩

基本的に名刺交換は自分の話がめちゃくちゃしたいっていうケースが多いです。
その中で、聞き手に回る。ということは、
実はそれだけで他の人との差別化が図れます。

話を十分に聞いた上で、話を聞いてくれる体制になってくれたら、
自分の話をするわけですが、
質問さえしっかりできれば
その時点で「この人はなんか全然違うな。」というイメージが
相手には残ります。

ちょっと我慢して聞くだけで勝手に好かれるわけです。笑

なんて素敵なんでしょう。

だからこそ、
まずは名刺交換はしっかりできるようになっていく必要がある。
ということです。

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