ここからはいよいよ
スクリプトを学んでいきましょう。
みなさんのお手元にお渡ししている、スプレッドシートをご用意ください。
まず受注スクリプトの全体像をご確認ください。
受注スクリプトは5つのステージ、
10個のステップに分かれています。
今から順番に扱っていきます。
なお、この先の各章はステージごとにまとめています。
それぞれのステージの中に
さらに細かいステップがありますので、
レッスンシートも開き、一緒に進めましょう。
Webデザイナー、特にWebサイト制作の面談には
大きく2つのパターンがあります。
これは、それぞれのお客様の背景によって分かれるところです。
そのパターンとは
1 新規制作の面談
2 既存リニューアルの面談
の2つで、
それぞれポイントが異なりますので、押さえておきましょう。
まずは新規の制作からです。
新規でサイトを制作するきっかけを考えてみましょう。
・新しく会社を設立した
・必要性を感じ始めた
など、様々な理由が源泉となり、
サイトを作ろうかな。につながります。
なので、新規の場合は
そのきっかけを大事にしてください。
個人的に、
新規に比べて難易度が下がると感じるのが
リニューアルの面談です。
リニューアルをする場合のきっかけを考えてみてください。
基本的に
・今のサイトに何か不満がある
・委託業者に不満がある
等の明確な不満点がある場合がほとんどです。
なので、
まずは不満点をしっかりとお伺いし、
その上で、改善点をお伝えする。
そこから自分の商品を提案する流れに持っていきます。
不満点が複数ある場合は
それぞれをどのように解決するのか
それによってどう変化するのか
ここが伝わることが一番重要です。
今お伝えしたポイントを意識しながら
この先のカリキュラムを進めてください。
ここからはみなさんにお渡ししている、
「【OSP】Lesson7-受注スクリプト」シートを開き進めてください。
カリキュラムを進めていく中で皆さんに作っていただく箇所があります。
編集用タブも用意していますので、そちらに書き込みながら進めてください。
課題はスクリプトが全て終わった後にご提出いただきます。
このスクリプトはあくまでもベースの部分です。
お客様100人と面談すれば、100通りの答えや悩みが出てきます。
どんどん面談を重ね、これから学んだベースを活かしながら、
自分だけのスクリプトになるようにブラッシュアップを重ねていきましょう。
面談は生き物です。
スクリプトもまた生き物です。
実際の面談の現場では
スクリプトをただそのままに
音読しないでください。
生き物。というところに通じるところですが、
それぞれ背景や想いが違うので
全ての場面でそのまま読めば通用する。
ではありません。
適宜、
必要そうなものを選ぶ。
言い回しを変える。
接続語を入れる。
などなど工夫をしてみてください。
最終的に
自分だけのスクリプトを固めつつ、
それを操れるようになることが理想です。